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ETRシリーズは,1976年のゼンザブロニカETRに始まる.その後ETRSを経てこのETRSiが最終モデルとなった.他にフィルムバック固定式のETRCがあった.
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ここに挙げたフィルムバックは,120フィルム使用の6x4.5バックと,135フィルム使用の135N(24x36mm),135W(24x54mm)である.他に220フィルムを用いる6x4.5バックとポラロイドフィルムバックがあった.
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フィルムバックを開けたところ,フィルムインサートは135Nと135Wで形状が異なる.ETRシリーズは設計が古く,フィルムバック側にフィルム感度設定がないため,AEファインダ等ではファインダ側で感度設定する.そのためフィルムバックを交換するときは感度の変更を忘れないようにしなければならない.
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モーターワインダーEiと,スピードグリップE.モーターワインダーは連続撮影が出来ないが,使い勝手は良い.スピードグリップは,35mmカメラでポピュラーな右手親指によるレバー巻き上げが可能であるが,2ストローク(2動作で巻き上げが完了)であるため,クランクの1回転で巻き上げが完了する通常状態と比べ,思ったほど速写性は高くないと感じた.ただしプリズムファインダを装着してアイレベル撮影するときは便利かもしれない.どちらもシャッターボタンが連動し,またシンクロ接点(ホットシュー)も接続される.
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モーターワインダーを装着したところ.クランクはあらかじめ取り外しておく.
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モーターワインダーEiのバッテリーはリチウム電池(2CR5)であるため軽量で,また寒冷にも強いと思われる.
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接写リング3種.14, 28, 42mmの3種類があり,組み合わせにより様々な倍率に対応できる.
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ETR専用のベローズ.中央を走る軸によりボディとレンズの機械的連動(シャッター内部のスプリングのチャージと,シャッターの走行開始タイミングを司る)が達成され,また,マウント部分の電気接点によりシャッター速度の露出計連動や,シャッター閉制御が行われる.
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ETR用の「三脚アダプターE」は,ポラロイドフィルムバックを用いるときのためのアクセサリである.金属の一体構造で,非常に強度が高い.
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