投稿2913
■Re:2910 雪の撮影 日浦 2025/2/23(日)23:16
私も最近、フィルムを使うなら電池のないカメラ、または、電池がなくても撮影が続行できるカメラにどうも手が伸びます。使用頻度が低く(いろいろ気分で使い分けるのも問題)、電池の管理が面倒くさいのもありますが、自動露出の光センサ等の劣化が結構進んでいることに気づいたというのもあります。
具体的には、小型のため頼りにしていたオリンパスXAとコンタックスTがともに狂ってきていることです。XAはCdSで、かなり前から狂っているものが多くありましたが、私としては狂いの小さいものを探して、調整していたつもりでした。しかし、最近使ってみると、また狂っている・・考えてみれば、買ったのは20年以上前かなと思います。新品当時からかなり経ったものを買って、それからさほど経っていない気持ちでいましたが、考えてみれば、買った時点からさらに同じ時間を経ていたのですね。
コンタックスTはCdSでなくフォトダイオードなので狂いにくいと思っていたのですが、これもずれてきているようで、とても残念です。センサだけでなく、その他の電子回路の部分の劣化の可能性もあると思います。
電池不要のメカニカルカメラも古今東西たくさんあるので、それを使えばよいことなのですが、問題は、超軽量級がほとんどないことです。ボディが金属製のものが多く、また、シャッターユニットそのものが結構重かったりします。かといって、樹脂製のカメラでメカニカルなものというと、レンズ付きフィルムに毛が生えたような、目測でのピント合わせもできないものばかりで困ります。結局のところ、電子シャッターでなければ超軽量で速度可変のシャッターが作れず、メカニカルだと重いものになるか、もしくは単速になるか、の二択になってしまうということのようです。
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