アイレスフレックス Nikkor-Q.C 7.5cm/F3.5 テスト

アイレスフレックスZ型 Nikkor-Q.C 7.5cm F3.5 (テッサー型)の 撮影テストです.以下は全て絞り開放です.各写真をクリックすると各々,倍のサイズで見ることが出来ます.

夕景の鉄塔と葉を落とした草木.草木はそれほど遠くないため, ややデフォーカスしている.シャッター速度は 1/250

これは,鉄塔部分の拡大.鉄塔の横梁の間隔がフィルム上で約 1mm, つまりこの絵は 35mm 判換算で 900mm 相当の画角部分の拡大であることに注意して欲しい. 中央部の,電線と鉄塔のトラスが重なったところで 25line/mm の間隔になっている. 上の絵は取り込み時の画質低下(下記参照)があるが,30X ルーペで見ると, フィルム上ではまったくぼやけずに綺麗に解像しているので, 30 - 40line/mm のコントラストはほとんど落ちていないのではないだろうか. (この一部拡大には,フィルムをテレスコマイクロで撮影しているため, それによる画質低下が大きい.以下の拡大写真も同様)


人物とRollei 35S.シャッター速度は 1/50

シャッター速度が遅いため,右上-左下方向に若干手ブレしているが, フィルム上では ASA, DIN という文字がはっきりと読める..やや前ピン. 拡大率は上の鉄塔写真と同様

シャッター速度は 1/25,ピントは,以下の拡大部分にあわせたつもり.

水車の一部拡大.30x ルーペで見ると,木目はもっとはっきりしている.


リバーサルフィルムからの撮影:Nikon COOLPIX 910,テレスコマイクロ(拡大図)