|
平等院鳳凰堂
(拡大)
(拡大)
(拡大)
(拡大)
(拡大)
(拡大)
1月のある日、この季節にしては気温が高め、という天気予報を見て、日帰りで観光に出かけることにした。目的地は宇治・平等院鳳凰堂。生まれてこのかた一度も訪問したことがないのに、手前の道路をただ通過することがここ数年に何度もあり、惜しい思いをしていた。観光シーズンからは外れているからか人もさほど多くなく、鳳凰堂の内部も拝観することができた。 | さすが、10円玉の意匠に採用されているだけのことはあり、どこから見ても均整の取れた、非の打ち所のない美しい建物である。10円玉の鳳凰堂は真正面からの構図で、実際の写真ではありえない正射影で描かれている・・・つまり、手前の柱に奥の柱がすべて完全に隠れる、いわば建築図面の立面図のような絵柄になっている。また真正面から池越しに建物全体を撮るには20mm程度の超広角レンズが必要で、今回持参したフィルムカメラでは、とても全部は収まらない。でも実際に訪れてみて、確かに均整の取れた正面の構図も良いが、少し斜めから見たときの立体感には素晴らしいものがあった。 鳳凰堂の中央には本尊である阿弥陀如来が安置されているが、でははたして両翼の部分はどうなっているのか。これを直接見ることが出来たのも面白かった。この両翼部分は「1階部分」に床がないだけでなく、欄干が取り付けられた2階のようなところも人が入れるようには出来ていない。一応天井板というか、床というか、そのようなものは張られているが、その上を通るには這いつくばらないといけないそうで、左右の塔の内部もとても狭くて機能はなく、純粋に飾りだということだ。たしかに、欄干や窓もかなり小さく出来ていて、遠目に「大きく見せる」ことを意図しているようなところも面白かった。 気楽な観光ということで、今回も荷物にならないニコン Zoom 310 QD (メタルズーム)を持参した。やはり安定感のある写りで、小さく軽くコンパクト。こんなふうにちょっとした旅行の際に、ポケットに入れていき、気軽にズームしながら撮影、というのはまさにこの商品の企画意図通りの使い方なのだろう。白黒フィルムが装填されることは、あまりなかっただろうとは思うけれども。
Nikon Zoom 310 QD(メタルズーム)35-70mm F3.5-6.5
(upload : Jan., 2026.)
![]() photogradation : a gallery of light and shadow に戻る |